幕末トリップガール~陰陽少女と新撰組~

「その為の情報を僕たちは仕入れているんだよ」


笑顔が、不気味だと思った。




「僕たちがしたいのは、『世界を救う』ことだ」

蓮宮は表情を変えない。





………世界を、救う?





「嘘偽りなんかじゃない。僕は世界を救いたいんだ」


「…意味が分からない」呟く。






世界を救う?

勝手に僕をこの世界に落としておいて?

そのための情報?




第一、








――こんな目をした人間が、世界を救うだって?






「蓮宮くん。君は何がしたいんだ」

世界を救うことそのものに興味はないんだろう?と付け足す。