幕末トリップガール~陰陽少女と新撰組~

でも、


彼は目を細めた。




「立場や敵は違っても、‘守りたいものがあるから戦う’ってことは、変わらないのな」





現代でも同じだ。

戦争が起これば、戦う相手は悪魔に見える。

争いごとが起きれば、相手を恨む。



でもそれは、お互いにとってそうなわけだ。




「源平の戦いでは源氏はヒーロー、平氏は悪者によく例えられる」


ヒーローと、悪者。




「蘇我氏もそうだな。大化の改新の際、彼も悪者扱いだ」


でも、蘇我氏にだって守りたいものがあったから…。




「未来の日本だって全く同じだ」