幕末トリップガール~陰陽少女と新撰組~

「入れ」



土方がある部屋から出て来た。




どうやら土方は浪士組の副長という偉い立場の人間らしい、ということを小野寺はついさっき聞いた。



土方に導かれ、部屋に入る。


後ろをちらりと見ると、沖田もついて来るようだ。




「君が小野寺くんか!」




部屋に入ると、男性が2人座っていた。


沖田や土方よりも随分年上のようだ。



「…………?」



そのうちの1人がニコニコしながら小野寺を見ている。



「……?」



「壬生浪士組の長、近藤勇(コンドウイサミ)だ」




愛想の良さそうな笑顔。