幕末トリップガール~陰陽少女と新撰組~



『………………っ』



土方がそう言い放つと、沖田は目を細め、唇を噛み締めながら飛び出して言った。




『土方さん、そこまで言わなくとも…』

原田が土方を見た。



『総司だって苦しんでんだからよ…』


『俺は仕事に戻る』


『土方さん!!』



しかし土方は見向きもせず、部屋を後にした。



『………何だよ。あの態度』

視線を落とす原田。

『あれじゃあ、総司があんまりだ…』


『原田』

凛とした声が響いた。



『それ以上言うな』


『………斎藤…』