幕末トリップガール~陰陽少女と新撰組~

『…………』


沖田の目は、何も映していなかった。



『僕が病気だって言ったら、どうしてくれたんですか?土方さん』


『…総司……?』



『どうにもならないじゃないですかッ!!』




ガチャン!!



沖田の元に置かれた湯飲みが揺れる。




『沖田くん、安静にしてなさい』

山南が沖田を抑制しようとするが、沖田の力は緩まない。




『僕に!ずっと寝たきりになれって言うんですかい?武士にとって刀が握れないことが死を意味することくらい、あんただって分かるだろう!』