幕末トリップガール~陰陽少女と新撰組~

真剣な面持ちの土方。


「………何って…」

「んだよ。デキてんの?あいつと」


「ッ違う!」


伸ばしてきた土方の手を払い、小野寺は叫んだ。




「………じゃあ何なんだよ」


「……陰陽道のことを聞かれたんだよ」


「何で抱擁を交わす必要があったんだよ」


「…………ッ」



そう言う土方の顔があまりにも真剣で、



思わず、ドキッとしてしまった。



「…大体君には関係ないじゃないか……」


小野寺は、震えながら言葉を紡ぐ。



「……恋人同士でも、あるまい……」