参 壬生浪士組

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「あ…あの……」




小野寺は周りに男しかいない状況に固まっていた。




「ん?どうした?小野寺ちゃん?」


笑う沖田。



どうしたもこうしたも…




小野寺はあからさまに顔をしかめた。


「暑苦しいのだが」


「まぁ男しかいないしね」


「…帰りたい」


「ダメー」





というか。




「どうして僕がここに来なきゃいけないんだっ!?」





ことは2時間前に遡る-…