幕末トリップガール~陰陽少女と新撰組~

小野寺は一つ溜め息をつき、古高を見た。



「……信じているものが違うだけだろ」


「……信じているもの?」


あぁ、と短く返事をする。





「貴様らはこの日本を変えたいんだろう?」

「この国は根っこから腐っているからな」



小野寺は、シニカルに笑った。


「時代を変えることと保つこと。どっちが正しいんだろうな……」



まるで、自分のことのように呟く。


「志が違うなら、それは共有出来るはずがない。未来でも今でも、それは変わらん」

「………志…」


「それまでのことだよ」