幕末トリップガール~陰陽少女と新撰組~

トントン、と軽いノックの音が響いた。


「…ああ、ユキくん?どーぞ」

「来愛くーん!おっはよーっ」

美しい、少年が蓮宮来愛の肩に手を回した。


「ねぇ、来愛くん。キスしていい?」

「やだ」


ケチーと言って更に腕に力を込める少年――美人局白雪(ツツモタセシラユキ)


赤蓮院学院高等部三階。

生徒会室で、蓮宮は美人局を振り払った。



「何だい?今日は妙にテンションが高く見えるんだけど」


「てゆーかユキくん。レンくんに抱きつかないでよ!!」



そこに現れたのは、まるでフランス人形のような、

本当に、

本当に美しい、



金髪碧眼の少女だった。




「レンくんは、めるとのものなんだからね!」