幕末トリップガール~陰陽少女と新撰組~

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「………ん?」
光が見えた。

「ここ………は?」

いつもと変わらない、畳の風景。
屯所だ。

「…僕は何を……?」


「あ、起きたね。おのでらん」
ふと入り口を見ると、沖田が笑って立っていた。


「……おはよう、沖田」

すると、沖田は笑った。


「君が眠ってから一週間が経ったよ。腹部に傷があるからまだ立っちゃいけないよ」

「え?」



一週間?

だんだん思い出してきた。

歴史の改ざんを阻止するために現れた、青蓮院碧と名乗る少年。

彼に腹を刺されて……



「芹沢は!?」
思い出した。

芹沢が、刺された。


すると、沖田は表情を曇らせた。


「………亡くなったよ」