幕末トリップガール~陰陽少女と新撰組~



「ひじ……かた…」

そう、ゆっくりと唇を動かした。


「…すまん、小野寺。ほんとにすまん」

そう言って表情を歪める。


……やめてよ、そんな表情…。


「俺がここで叩っ斬る!青蓮院ッ!!」



(…ははっ、格好いいじゃないか。土方)






そこで、小野寺の意識は途絶えた。



――――――
―――
――



ごめん、ごめん、小野寺。
助けられなかった…。

俺は青蓮院と刀を交えながら、そこで小さく冷たくなって倒れている少女を見た。



『護ってみせるから』


そう言う彼女の背中は大きくて。


この彼女に対する気持ちは、きっと――…