幕末トリップガール~陰陽少女と新撰組~

さぁ、
そう言って少年は微笑んだ。

「俺的には敵とか味方とかどうでもいいんだけどね」

胸元のリボンの色から判断すると、高等部の二年生だろう。


「大体?俺ら青龍系は紫蓮院はともかくその分家には大きく力は劣るわけだし」

「貴様―…」

小野寺は、目の前で笑う少年を睨みつけた。



「目的は何だ?」



何でタイムスリップをした者が他にもいるんだ?

第一、どうやってタイムスリップをしたと言うんだ?


「目的っていうか」
少年は笑顔を絶やさない。


「まぁ……狙いっていうか、お遣いは一つだけだよ」