幕末トリップガール~陰陽少女と新撰組~

「動きが…ないですね」
沖田が呟く。

「山崎…どうだ?」

「中で何か話しているようです」


ちっと舌打ちをする。
「動きがねぇんじゃこちらも動けねえ……」

「何を話しているんでしょうねぇ?」

土方はもう一度芹沢の部屋を見た。



「何で動きがねぇんだ…?」


何か胸騒ぎを感じながら、土方は呟いた。



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「僕がこの時代に来た理由……?」

小野寺は芹沢を睨みつけた。


「貴様……何を知っている…!?」

「まぁそう焦るな、小娘よ」
笑う芹沢。


「このまえ、ある少年が儂のところにやってきてな」