幕末トリップガール~陰陽少女と新撰組~

「……………」

叫んだのは、

永倉だった。


「……永倉………」
「確かに、確かに芹沢さんはやりすぎだったかもしんねぇ!」
でも、と、言葉を詰まらせる。


「今の浪士組があるのは、芹沢さんのお陰だ。肩を持つ気はねぇが、少し考えて欲しい…」

「それが俺たちの意に反しているとしてもか」


土方の、温度の無い声が響く。




「俺たちの本来の目的を考えろっつってんだ。俺たちは仲良し人斬り集団か?………ちげえだろッ!」

「でも土方さん…!」

「新ぱっつぁんも落ち着いて!」
藤堂が止めに入る。


「土方さんは芹沢さんを殺すのか!?今まで一緒に戦ってきた仲間じゃないのか!?」

「じゃあどうしろっつうんだ!!あの人が易々と局長の座を降りるわけ無いだろ!」


「歳!!!」



近藤が叫ぶが2人は頭に血が昇り耳に入らない。


「歳、新八、落ち着……「うるっさああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああい!!!」