side 和



ある日の朝。


―――…ピーンポーン


っと音がなった。



「―…はーいっ!」


そしてドアを開ける私。



そして、目に写るのは――――――…。




「――…泉っ!?」



そこには、泉だけれど顔をケガして、苦笑している泉の姿。



「ど、どうしたの!?」



その質問に泉は――…。



「お迎えに来た。」



っと私が聞きたいほうと違うことを答えてきた。


――…確かに、突然来てびっくりしたんだけど…。



「そのケガは?」


おそるおそる聞いてみた。




泉は、 あー、これ? みたいな感じで、特に痛そうでもない。
そして、泉は答えてくれた。


「弟とケンカしたんだ。まじで、向こうがわりぃのにさ。」


「――…大丈夫なの?」


どう言ったらいいかわかんなくて戸惑う私に、泉は――…。