まーぶる

二人だけの、貴重な
時間も終わり、

僕は電車を降りた。


まだずっと瑠璃と
いたかったけど、
遅刻してしまうので、
仕方なかった。


『また、後でね。』

『おぅ、またな』


プシューとドアが閉まる。

手を降りながら。



僕は
いつも通り歩いて学校に
向かった。