「わかったろ。この通り、オレはピンピンしてる」


マサキの言う通りだった。
体全体から明るさと自信がみなぎってる。
病を抱えた人間であるはずがない。


マサキはいった。


「そんな夢を見てくれてありがとう」


「ありがとうって。感謝される覚えないんですけど」


「いや、おおありだよ」


「なんで?」