一目惚れ2世



「知らない…」


そのとき───


「紅!」

教室の入り口に今一番逢いたくないひとがいた。

「紅…さっきはごめんな?」


「……ノーカウント…ノーカウントだから大丈夫。」

私はそう告げた。


「うん…。ごめんな。」


「あと、そういうのは好きなひとにしかやっちゃいけないことだとおもう。…じゃね。」

奴は驚いた顔をしていたけれど私はそんなのどうだっていい。


別れを告げて教室に戻った。