一目惚れ2世


「なんもないから、ただメアド交換しただけ。」


「えっ?」


一颯が驚いたように私を見てきた。


「どうしたの?」

その瞬間一颯はまたニヤニヤしてきた。


「紅、宮下くん女子にメアド聞かれてもいまだ教えてないんだよ?」


嘘だ。あの人絶対にだれとでも交換するひとに見えるよ。


「──嘘だ。」


「嘘じゃないって。紅に気があるのかもよ?」