「で、どうする?選択肢は姫愛ちゃんの自由だ」


「………少し考えさせて下さい」


「そうか……
じゃあ一週間後にまた返事を聞くよ」


「自分勝手ですいません
失礼します」


あたしはそう言って理事長室を後にした―――