「~~♪~~~♪」
イヤホンを耳に付け、音楽を聴く少女。


制服の中に薄紫のフード付きパーカーを着ていて、

少し目立つ。


そんな少女はお構いなしに、門をくぐる。


 「~~♪~~♪~~・・・。着いた」


丁度曲が終わり、改めて前を向く。


「やっと・・・やっと来たよ。」



 「月華専門学校に ー  」