『もしもし、理彩ねぇ今から行くね♪♪』 『わかったぁ 気おつけて来いやぁ 瑠依は、すぐ迷子なるから…』 電話の向こうであきれ口調で言う理彩ねぇ 『それいつの話さ!! 私もう中3なんだからね♪』 『それじゃぁ迷わず来なさいね』 『うん』 そう言って電話を切って 「いい天気だなぁ♪」 と言いながら小さく背伸びをした。