「……あれ? 理央…………っ」 だめ、見つけないで! 今はみちゃダメ…………! 今のわたし見たら…… 「……理央? 返事ないからどーしたのかと思ったら、 なに、具合悪いのか?」 大丈夫だから、だから今は…… 「……放って、おいてよ。」 自分の放った矢が、鏡に跳ね返って 自分の胸を、グサリと刺した。 ははっ、なに、言ってんだろ、わたし…………