おじさんは出そうになったのか、いきなりピストンをやめ、私の足を開くと一気に挿入してきた。

私はまた気付かれないように唾をシーツに吐いた。

おじさんは始めはゆっくり動いていたものの、だんだん動きが早くなり、「あぁ」と声を出してイってしまった。

私はことが済むと、即座にシャワーに行った。からだの隅々、穴の中までボディソープで洗った。

亮くんだけの体だったのに…そうではなくなった。

私はおじさんから約束通り4万をもらい、ホテルから出た。

4万を貰った嬉しさと、次に亮くんに会うときどんな顔をすればいいのか、そんなことを考えながらタバコを吸って家に帰った。

もちろを家にはだれもいない。

暗くなった自分の部屋が寂しさを膨張するようだった。