れなの家に行ってからも、妹は時々家に遊びに来てくれた。

お父さんがいない隙を見計らって。

私は体調が優れないままだった。

妹が来ている間は寂しさも紛れる。
妹が帰ってしまったあとを考えると辛かった。だからできるだけ妹がいる間は眠らなかった。夜もずっと起きていた。妹も起きていた。そしてまた2人で曲を聞きながら、他愛もない話をして、タバコを吸った。

次の日に妹は帰り、また私は一人ぼっちになった。

そんなことの繰り返しだった。

毎日毎日生きていても仕方がない。

辛いだけ。
幸せになれない。
そんな保証はどこにもない。

私はずっと一人ぼっち。
そんな中で生きていく。
生きていく…
生きていけないよ…
一人で生きていけないよ…

死のうよ…