妹はしばらくお兄ちゃんの所に預けられた。でもお兄ちゃんは働いてなく、お金も底をつき、家に戻ってくると言っていた。

お兄ちゃんは家に戻ってきても誰も何も言わなかった。お父さんも無かったことのようにお兄ちゃんに接していた。あまり話してはなかった。

私は妹がお兄ちゃんと一緒に帰ってきてくれるのが希望だった。でも、妹は帰るのを拒否し、調度そこに妹の友達の両親が妹を預かってもいいと申し出てくれた。れなの両親で、れなは何回か家に遊びに来たこともあった。

妹のためであって…私は止めなかった。そんな幸運なことは滅多にない。本当にもう帰ってこないの?一緒に音楽聞いたりしないの?そう心の中で叫んだ。

お父さんとれなの両親が話し合い、妹はれなの家に預けられることになった。