話終わってまぁ君は私に「一緒にメンタルクリニックに行こうよ」と言った。

その頃になると私はリストカットを日常の一部にしていた。
もともと上京して動物病院で働くつもりだった。でもお母さんがいつまで持つか分からない。できる限り一緒にいたい。

いろいろな思いが交差して、リストカットをすると落ち着いた。

隠していたのにまぁ君には分かるんだね。

自分でもちょっとおかしいと思っていた。だからまぁ君が肩を押してくれたんだ。

次の日一緒に病院に行った。病院の先生は私に診断を下さなかった。でも私はなんとなく自分の病気が分かっていた。ネットで調べたこともあったから。リストカットや常に憂鬱な気持ち、私の性格かと思っていた。見捨てられるのが怖くて、人の期待どうりに動いている私。