狼君逹のお姫様【完】

陳に初めて『柚衣』って呼んで貰えた!


何か…嬉しい…。


「何であんな奴等に絡まれてんだよ?」


と陳は不機嫌そう言ってくる。


「仕方ないじゃん!!、あの人達が話しかけて来たんだもん!無視する訳にもいかないし…でも、ありがとう♪」


「ったく…、ほら飯…。」


「ありがと♪、美味しそう!!頂きまーす♪」


パクパクと私は食べていく。


「旨いか?」


と陳は聞いてきた。


「うん!!、すっごく美味しい♪陳も食べる?」


私は陳に差し出した。


「俺様以外にそうゆう事すんじゃねぇぞ…///」


陳は顔を赤めてパクっと食べた。