ーーーそして文化祭当日!


「柚衣ちゃん、ちょっと来て♪」


南乙に呼ばれたので私は行ってみた。


「何?南乙?って…何その服…。」


南乙が持っていたのはメイド服と猫耳と尻尾。


まさか…。


「も、もしかして…それが私の衣装?」


私は恐る恐る聞いてみると南乙は笑顔で『うんっ☆』と応えた。


嫌だよ…。
こ、こんな…フリフリの何て着たくない…スーツの方がましだよ!!


「着ないと駄目…?」


「当然だよ♪」


はぁ…か、覚悟を決めるか…。


私はメイド服に着替えて猫耳と尻尾を付けた。


丈短すぎでしょ?
膝より10㎝だよ!?


「お、おま…たせ…///」


恥ずかしい…。
死にそう…廉兔のバカ!!


「俺の思った通り♪似合ってるよ柚衣ちゃん♪」