嫌だな…。


「柚衣ちゃん、帰ってからもたくさん遊ぼ♪」


南乙…。


「うんっ!!」


帰る準備しないと!


「バカ女帰る準備は出来てるのか?」


また陳は『バカ女』呼ばわり…。


「まだだよ?って事だからみんな出て行って!」


私は無理矢理みんなを部屋から出した。


「はぁ…柚菜…ごめんね…私が弱いばっかりに…。」


私はドアに持たれてしゃがんだ。

柚菜…。
ごめん…。


「埋納は絶対に許さない…柚菜の敵…埋納を殺す…。」


お姉ちゃん頑張るからね…。
ほんとは怖い…けど埋納を許せないよ…。


〔お姉ちゃん…お願いそんな事しないで…お姉ちゃんは幸せに生きてくれれば良いの…柚菜はお姉ちゃんが大好きだから…お姉ちゃん…埋納さんを殺さないで…。〕


柚菜!?
今…柚菜の声が…。