南乙は腹に蹴りをいれる。


「がはっ!?」


「俺も殺らしてぇや♪」


廉兔はニヤッと笑い腹を殴った。


「ぐっ…!!」


埋納はその場に腹を抑えしゃがんだ。


「次は俺様だ、てめぇは許さねぇ!!おらっ!」


陳はしゃがんでいる埋納の胸ぐらを掴み殴った。


「最後は俺…お前は柚衣を泣かした覚悟は出来てるか…?」


冴は埋納を何度も何度も殴りまくった。


「もう二度と柚衣に近付くな…。」


殴り終った後、私の所に来てお姫様抱っこをしてホテルへと帰った。


「…ぅ…。」


私は静かに目を開けた。
そこには私を見て優しく微笑んでいる冴がいた。


冴…。


「柚衣…ごめん…また俺守れなかった…やっぱり柚衣の彼氏何て失格だ…。」


冴はギュッと抱き締めて言った。