狼君逹のお姫様【完】

聞いてくれて良かった…♪


「そうだ♪ねぇ?洩…これ取れない?」


私はさっき見ていた大きなウサギの人形を指差した。


「僕、実は…UFOキャッチャー苦手でして…総長なら得意ですし取れると思いますよ?」


「そっかぁ…解った♪ありがとう♪冴探してくるね♪」


私は走って冴を探した。


っあ♪いた!!


「冴ー!!お願いがあるんだけど…良い?」


「柚衣か…どうした?そんなに急いで…。」


私は冴の腕を引っ張りさっきのUFOキャッチャーの所へ向かった。


「お願い!!これ取って…。」


「あ、ああ…。」


冴は上手いことウサギの人形を取ってくれた。


「ほら、これで良いのか?」


「うんっ♪ありがとう!!冴好き!!」