お母さんに抱き締めて貰ったようだ。


「ありがとう…話すよ…私の過去を…。」


私はみんなに自分の過去を話した。
全て…私の親の事とか。


みんなは真剣な顔をして聞いてくれた。


「そんな事が…。」


冴は悲しそうな顔をしていた。


「柚衣ちゃんはなっんも悪くないよ!!」


南乙はニカッと笑って言った。


「そうですよ?柚衣さんは何も悪くありません!」


いつもより優しく微笑み言った洩。


「そうやで♪柚衣ちゃんは何もしてないよ?だから柚衣ちゃんは何も悪くないで♪」


廉兔は立ち上がり私の頭を優しく撫でてくれた。


「柚衣は誰も殺していない!この俺様がそう言ってるんだから間違いねぇ!!だから泣くな?」


あまり笑わない陳が微笑んでくれた。