「で、でも…私が…柚菜が私を庇わなかったら…柚菜は死なずにすんだ!!私が悪いの…私が柚菜を…!!」


ッパチン…。


女の人泣きながら立ち上がり私の頬を叩いた。


「何言ってるの!?柚菜ちゃんはね貴女を大切だと守ってあげたい、お姉ちゃんの笑顔が見たいと思って庇ったんじゃ無いかな?守れたのに…柚衣ちゃんに笑っていて欲しいから庇ったのに…笑ってくれなかったら…柚菜ちゃんは悲しむよ?」


ッ…!!


「け、けど…私は…。」


「さっきも言ったけど…柚衣ちゃんは悪くないのよ?だから柚菜ちゃんの分まで笑ってあげて?」


柚菜の分まで…。
ごめんね…柚菜…何も出来なくて…そして…私を庇ってくれてありがとう…。
大好きだったよ…!!


「はい…♪」


私は笑顔で笑った。