…たぶん。



「今日ポニ-なんだ?」

電車の中に入ると優哉は
早速髪型に気づいた



「ああ…時間なくて妥協しちゃった」


「ポニ-が妥協なの?俺
ポニ-好きだよ-」


そう言いながら優哉は私の
ポニ-の先をつんつん触る


「そうなんだ?なら良かった」


「これから当分ポニ-な」

「はいはい」

私がそう言うと優哉は
ニッと笑ってみせた



思わず顔が赤くなる


優哉はいつもは大人びてるけど笑うと急に子供っぽくなる


私はそれが大好きだった