…たぶん。




「あれ?え…なんで?!先行ってたんじゃなかったの??」


「なんででしょう」


「…もしかして待ってて
くれたの?!」



「当たり、」


優哉はそう言うと子供
みたいにくしゃっと
笑ってみせた


私はこうゆうサプライズ的なものにからきし弱い


「優哉~ありがとう-!!!」


泣きそうになりながら
私が言うと優哉は

「はいはい」

と私をなだめながら改札を通った