「終わった…」 とりあえず電話しなきゃ 打ちかけのメ-ルを とりあえず保存して アドレス帳から優哉の 電話番号に触れた プップップップップ… トゥルルルルルル トゥルルルルルル トゥルルルルルル 「もしもし?」 「あ、優哉?! あのね、昨日メ-ル返信 しようと思って いたんだけどねそのまま 寝ちゃって、しかも 寝坊しちゃったから 今日学校一緒に行けない 本当にごめん…」 「寝坊?分かった 俺は大丈夫だから 焦んないで支度しろよ?」 電話越しから少し 笑い声が聞こえた