嫌々来たB高校。
真央の考えはだいたいわかってる。
どうせ、拓君に会いに来たとかそのへん。
だってB高は花火の時の3人がいる学校だから…
「あー沙織ー!こっちこっち」
真央が大きな声で手招きをする。
そんな大きな声で、B高校の女子が振り返る。
その瞬間、この男子3人がモテるってわかった。
「沙織はやくしろよ!」
裕二が叫ぶ。
女子の目線が私に集まる。
裕二のやつ!
叫ぶなよー。
小走りで4人のところへいった。
「ごめん、待たせて。」
「いいよ。こっちこそいきなり呼び出してごめんな。」
健太君が笑って言った。
その顔が、とても愛おしく思えた。
「健太君が呼んだの?」
「そう!またみんなで集まりたいって思ったから。」
真央の考えたことかと思ったのに、
違ったんだ…
こないだ、帰っちゃったこと怒ってないんだ。
優しい。
「そうなんだ。こないだ帰っちゃってごめんね。」
「大丈夫だって。でも心配した」
ちょっと照れながら言う健太君に、私が照れてしまった。
胸が、ドキドキいってる。
久し振りすぎてやばい!
「心配なんか、してねーし。全然帰ってくれてよかったし。」
拓君が言った。
