-夏休み-
「夏休みも、あと5日で終わっちゃう…」
私達は、彼氏もいなく遊ぶお金もなく
真央の家で毎日のんびり過ごしていた。
「ねー、夏休みの思い出と言えば沙織のことしかないや。」
「それは、よかったねー!いい思い出ね。」
そう言うと、真央はあきれた顔をして笑った。
高等2年生の夏休みといえば、
彼氏とデートとか、海とか、花火。
何もせずに終わりを迎えようとしてる。
“~ピロピロ~♪~”
「真央、携帯なってるよ?」
「え?っあ!本当だ。」
真央が携帯をとった。
「もしもし…?」
真央は立ち上がり外へ行ってしまった。
メールも電話もない私の寂しい携帯。
真央は、モテるし友達も多い。
完璧な女だ。
ちょっと僻んでる。
