「ちょっと転んじゃって…」
そう言ってニコッと真央は笑った。
「立てる?」
拓君が、優しく聞く。
「痛くて…」
真央の足は血だらけ。
「痛そう。私ティッシュあるよ。」
私はティッシュをとりだした。
「ありがとう。」
「しかたねーな。肩かしてやるよ」
拓君が、腕を持ち立たせた。
でも、真央はバランスを崩して倒れてしまった。
「ほら、」
拓君は、真央に背中を向けた。
「いいの?」
「いいから、乗れよ。」
真央は、拓君の背中に乗った。
おんぶなんて、羨ましい…
なーんてね。
真央よかったね。
「拓、かっこいいじゃん。」
裕二がいう
「沙織も、俺がおんぶしてやろーか?」
笑いながら裕二が言った。
「バカじゃないの?結構です。」
私達は、歩き始めた。
