「・・・・悪かった」
「あ?」
俺に90度に近い形で頭を下げる巧茉。
なんだよ、いきなり・・・。
「お前が一番嫌う事をした・・・俺お前のダチのくせに」
「別にもういい。それに、お前は------」
-----俺のダチでもなんでもねぇだろ-----
「付き合わせたい所あんだろ?早く連れてけよ」
「・・・・・あぁ」
悪いな、巧茉。
でもあれは俺の本心だ。
俺とお前はツレでもダチでもない。
ただの知り合いだ。
間違っても俺をダチだなんて思わないでくれ。
「・・・・・悪かった」
ボソッと呟いた悲しそうな苦しそうな巧茉の声は聞こえないふりをした。
「-----着いたぞ」
「・・・・ここはっ・・・」

