「手作り?」 「はい」 「マジで?」 彼は何やら嬉しそう。 こ、こっ、これは貴重じゃない? 普通に笑顔だよ!! ん? もしかして、甘いのが好きなのかな? この間もプリン食べてたし。 「コレ、お前じゃ無くて母親?」 「え?……はい」 「へぇ~」 !!!!! しまったぁ……。 下僕だったら、自分で作んなきゃマズくない? あ―――どうしよう。 私が作ったって言えば良かったよ。 「食っていい?」 「へ?………どうぞ」 彼はケーキの箱を持って、部屋を出て行った。 フゥ~緊張する。