「お邪魔します」 「………上がれ」 玄関に立ち尽くしてる彼。 腕を組んで仁王立ち。 相変わらずの…俺様。 靴を揃え、彼の後を追う。 着いた先は彼の部屋。 「何処でも好きな所に座れ」 「………はい」 彼がソファの真ん中に座ったのを確認して、 前回同様、ラグの上に座る。 「何、ソレ」 「へ?あっ、コレ母からです」 今日の事を話すと、超ハイテンションで用意した。 ウチの母親特製“ミルクレープ” 差し出す手が震える。 そもそも、こういうの嫌いだったらどうしよう。