「絢~出なくていいの~?もうすぐ10時になるわよ~」 「は~い!!」 はぁ…。 仕方ない……行きますか? 母親の呼びかけが合図となり、 課題の入ったバッグを手にして。 ご主人様の待つ“魔の巣窟”へ いざ、出陣!! ピンポーン。 とうとう来てしまった。 ………魔の巣窟へ。 「絢、開いてる。入って来い」 「…………はい」 1週間ぶりに聞く彼の声。 少し低めの冷たい感じ。 そして相変わらずの俺様口調。 躍り出す… 心臓に手をあて…深呼吸。