現在の時間、14時20分。 「絢、最後にアレ、行くぞ」 「へ?」 見上げる先には“大観覧車” やっぱ、ソレ行きますか…。 列に並んで…… 私達の順番が来た。 そして… 仕方なく乗り込み………沈黙。 何か……言ってよ!! 余計に緊張するじゃない!! こんな小さな個室に2人きり。 向かい合わせに座ったのが間違い? 彼の視線が突き刺さる。 どどどどど、どうしよう…。