ブラック王子に狙われて①




「べ、別に。何でもないですよ」

「へぇ~」




!!!!


私の目の前でプリンのフタを開けた。

最っ低!!

女の子に見せびらかして、食べるなんて。



彼に背を向け、テーブルの上のアイスティーを口にする。



すると―――――、



「絢」

「はい」

「絢?」

「はい?」

「絢!!」

「はい!!」



もう!!しつこいなぁ。

仕方なく振り返る。




「何度も呼ばせんな」

「っ!!」



何なの―――――!!

ちゃんと返事したじゃない!!