ブラック王子に狙われて①




「あの、えっと……私、プリンがいいです」

「あっそう」

「はっ?」

「プッ…誰がやるっつったよ」

「はぁ?」

「お前にはアイスティーをやっただろ?」

「!?」

「コレは俺のだ」

「っ!!さっき、どっちがいいって聞いたじゃない」

「ん?」

「じゃあ、何?」

「聞いただけ。くれるワケねぇだろ」

「はぁぁあ!?」




ホント、バカにするのもいい加減にしてよ!!



ソファに座る彼は私を見下ろす。

如何にも小バカにしてる感じ。

あー腹が立つ!!



「何だ?その眼」

「…………」



今すぐ怒鳴りたいけど、我慢、ガマン。

“何でもありませんよ”とニコッと笑顔を。