「い、いっ、いつから?」 「ついさっき」 「だ、だっ、誰が決めたの!?」 「俺」 「んっ!!」 急に手を引き寄せられ、彼の胸に飛び込んだ。 ブォ――――――ォ 「あっぶねぇなぁ。良く見て歩け」 「えっ?」 すぐ真横をバイクが通り抜けた。 えっ!? 今、助けてくれたの? 「おいっ、もう質問はいいだろ」 「え?」 「1つじゃ無くていっぱい答えてやっただろ?」 「は?」 彼はニヤッと不敵な笑みを浮かべた。