ブラック王子に狙われて①




「何?」

「あの、神宮寺くん」

「ん?」

「まだ、絢のこと好き?」

「ぁあ?アンタに関係ねぇだろ」

「関係あるよ。大アリだよ!!」

「何で」


言い難そうにした彼女の言葉に耳を疑った。


「絢。神宮寺くんと別れて、今日で3人目」

「はぁ?何が」

「告白」

「んっ!?」

「だから、告白!!今、フリー状態の絢に男子からの猛アピールだよ」

「………」


俺は言葉を失った。


すると、ユウが………


「体育祭近いし、彼女にいいとこ見せたいんだろうな」

「はぁ?」

「お前だって、分かるだろ。好きな子の前でカッコイイとこ見せたいって」

「………」

「今のところ、全部断ってるけど…先のことは分からないから…」

「………」


そりゃそうだよな。


俺がいたから男も寄って来なかったけど、


今のアイツはフリー状態。


ヤバい!!