ブラック王子に狙われて①




【ゴール編】


彼女と別れて1か月。


2学期に入り、慌ただしい生活が始まった。


毎日のように…


ユウとユウの彼女に説教を食らう日々。


分かってる……俺が折れたら丸く治まる事くらい。


けど、俺のブラックな部分がブレーキを掛ける。


こんなことなら、初めからもっと優しくするんだった。


こんなことになるなら……。


―――――そう、何度思ったことか。


俺は気を紛らわせる為に、率先して体育祭の仕事を請け負った。


まぁ、こんな事しても心の隙間は埋まらないが。


余分な事を考える時間は少し減る。





とある日。


俺はユウとユウの彼女に呼び出された。


相変わらずラブラブな2人。


ちょっと前までは気にして無かったが、


今は、俺に対しての“あてつけ”としか思えない。


はぁ……やっぱり俺の心って荒んでるなぁ。